8月19日から20日未明にかけ、広島市北部の豪雨に伴う土砂災害により多くの被害が発生しました。
23日、24日と災害ボランティア活動に微力ながら参加してきました。
テレビで多くニュースが流れているので、ある程度の情報は頭にあったつもりでしたが、実際現地に入ると言葉に詰まる光景が広がっていました。
山沿いに住宅が広がっているせいもあってか重機が入らない場所、また重機を入れる道が土砂に埋まっていて入れない等、まずはスコップを使って人力で作業をするしかない状況がありました。
行ってみて思った事。伝えたくて。
私も行く前女の私が行って邪魔にならないだろうか、出来る事はあるのだろうかと
悩みましたが、全然そんな事は関係ありませんでした。
現地では女性はもちろん中学生くらいの女の子だってみんなが作業をしているのです。きっと力になれます。
何とかしたいと思う気持ちで寄り添うことが本当に大切です。
初日に私が行った場所は1日作業して、ようやく本来の地盤の一部が見えるくらいでした。そのくらい大量の土砂が敷地を埋め尽くしていました。
日常の光景に戻るには長期に及ぶボランティアが必要だと思います。
これからも可能な限り現地に足を運びたいと思います。
と同時に設計を業としている身。
沢山考えさせられる事がありました。
敷地についての考え、建物の構造についての考え。
もう一度身を引き締め責任ある設計をしていきたいと思います。
コメントをお書きください
いしたっく (木曜日, 04 9月 2014 15:33)
本当に災害というものは怖いですね。
災害があったときを想定をしておく。
(逃げ道、連絡方法、保険等)
でも、災害にあわないように予めの準備。
それが一番の防災のような気もします。
自然相手なので、どうしようもない事も
あるかとは思いますが。。。
災害のあったところは、
どこに危険が隠れているか分かりませんので、
作業される際は、二次災害には遭われませんよう
十分注意して下さいね。
setouchi-design (金曜日, 05 9月 2014 09:16)
いしたっくさん
コメントありがとうございます。
本当に身近でこのような事が起きるとは思っていませんでした。
きっと多くの人がそう思っていると思います。
しかしながら近年の気象状況を見ているといつどこで同様なことが起ってもおかしくない状況だと思います。
より人のつながりについて深く考え、今自分が生かされている意味を考えました。
2週間たった今、公共の道路等はずいぶん土砂も取り除かれ復旧しているのですが、個人レベルでみるとまだまだ土砂に覆われたお宅が沢山あります。長期に及ぶお手伝いが必要だと改めて感じました。
そうですね。2次災害には十分注意して作業したいと思います。
ありがとうございます。