ふと思ったこと

寒い日が続きますね。

事務所のある焼山は既に雪が降りました。

年末を感じる恒例のTHE MANZAI(フジテレビで放映されるお笑い番組)をみてふと思ったことが。。

やっぱり今人々は癒しを求めているのかなぁと。

M−1グランプリからTHE MANZAIからの流れの中で、新進気鋭というか従来のお笑いではない面白さというのが受けていたり、ちょっとダークな笑いが受けたりといった風潮があった様な気がするのだが、今年は何とも安定感のある、毒味がなく皆が楽しく笑える癒しの笑いというのがグランプリを取ったのである。

親戚のおじちゃんのダジャレの様な。（というと芸人さんに失礼なのだが。)

つまりそんな温かさがあったということ。

私自身おなかを抱え涙を流して笑っていたひとりなのだ。

今に至ったことではないのだが、若い人たちが安全で真面目な食べ物を求めて農家をしたり、お金ではない部分に価値を見いだしたり。

私の生きる世界でも同じ様な流れを強く感じる。

お金を出してかっこいいデザインを求めるというよりも、

お金を出すなら安全な優しい素材を求める。

お金をだして職人さんにきれいな空間を作ってもらうのもいいのだけれども、

みんなで汗を流して空間を作ってそれに対する労力に対して皆で美味しいものを食べ、

思い出を共有する。そこに価値を見いだす。

といった風に。

長いスパンでみるとこれも流行の一種なのかもしれない。

けれどなんだかこれまでのエコブームやロハスブームといったこととは少し違う気がするのです。

なんだかよくわかんないニッキになってしまったのですが、

つまり住宅にしても店舗にしても、なんか心地いいよねという空間を作れる人になれたらなぁと思うのです。