平和大通りを多くの笑顔で埋めた優勝パレードが終って3週間。
ようやく日常を取り戻しつつある広島。
例年通りのイルミネーションがはじまり、年末に向けて慌ただしそうに行き交う人々。
3週間前、優勝パレードもそうなのだか、私の記憶に深く刻み込まれたのは黒田博樹投手の引退セレモニーである。
こんなに美しい涙のシーンはこれまでもこれから先も見ることはないかもしれない。(少々大袈裟か。笑)
全てを終えて聖場にお礼をいう。
呑み込まれる様にそのシーンをただじっとして見つめていた。言葉を発することも忘れて。
記録で言えばもっとよい成績を残していた人がいるかもしれない。
ただ記録を超えた記憶を残した人が他にいただろうか。
このシーンをじっと見つめるなかで、
私の仕事に於いて記録(賞など)を残す事ももちろん素晴らしくそこを目指す必要もある。
しかしながら、私は記憶に残る仕事をやっぱりして行きたいと思った。
完成迄の施主様との記憶,,
創造をともにする職人さん達との記憶,,
そして出来上がってから空間を利用していく人々が空間を通じて作り出していく記憶,,
建築とは人々の記憶の大切な背景となる重要なポジションなのである。
全力でぶつかる事で記憶に残る仕事、人との関わりを紡いでいきたいと改めて強く感じる。
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いしたっく (水曜日, 14 12月 2016 17:58)
黒田投手、、、
いい写真ですね!!
リーグ優勝に「神ってる」の流行語大賞受賞に
今期の広島はイイことづくめでしたねww
自分も赤いユニフォームが着たくなりました。
今年もあとわずか。
一年なんてあっという間ですね。
自分は黒田投手みたいに結果を残せたのかな??
もうここまで来たら「あー、もう来年!来年!」ですわ(笑
にわかカープ男子より
セトウチデザイン室 (木曜日, 15 12月 2016 10:00)
いしたっくさん、いつもありがとうございます。
本当に怖いくらいにカープ、いやオバマさんの来広に始まり、広島がクローズアップされる年でしたね。
我が町ながら改めていいまちだなあと思った年でもありました。
来年も沢山の笑顔があふれる年であるようアクセル踏んでがんばりましょうね。
来年もどうぞ宜しくお願いします。